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身疼痛-桂枝新加湯

医案四
砿工の妻,産后二十余日になるが,発熱し,身疼痛すること已に十日。
産后は肌膚失養となるのを考慮して,先ず八珍湯を三剤、后に人参養栄湯を三剤服させたが,皆効なし。
后に劉老(劉渡舟)に教えを請う。
内臓の気血は虚していないと謂われて,桂枝新加湯を与えた。
三剤では,やはり無効。
劉老は方を細査して,生姜の用量が三小片だったのを15g に改めた。
両剤で身痛は減り,三剤で愈えた。

《傷寒論》原文:発汗の后,身疼痛し,脈沈遅の者は,桂枝加芍薬生姜各一両人参三両新加湯が之を主る。

【評語】
産后の肌膚失養に,八珍類で内臓の気血を養ったので,無効だった。
桂枝新加湯中の,生姜三両は引薬達表の意味があるのだから,量が少いと功効は現れない。
故に経方の量を,軽々に改変してはならない事が分かる。
郝万山讲《伤寒论》之医案总结 より

※参考 劉渡舟の産后身痛案

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