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蛛網膜下出血

孟某,男,29歳。
突然頭痛し,煩躁不安,続いて人事不省に,たまに一瞬 明瞭となるも,目は開いたまま,面色は紅暈,呼吸気粗,両手こわばり掣動,体温39.6℃,大便は数日不通,小溲は黄赤,脈弦数にして有力,舌干少津,辺尖紅刺,苔滑膩,口唇焦げ,瞳孔散大0.7cm,瞳孔不和,対光反射遅鈍,角膜反射消失。
腰椎穿刺で血性液体があり,頚項は強直し,双側のバビンスキー反射陽性。血圧110/76mmHg。

西医診断:蛛網膜下腔出血。
中医辨証:気血逆乱,血気が并走して上る,陽明腑実,熱毒内蘊。
治法:通腑泄熱,引血下行,解毒開竅。

薬用:(生大黄(后下)・熟大黄6 銀花30 大青葉・連翹15 芦根・茅根60 玄明粉(冲)・黄芩・鮮石菖蒲・鬱金10 莱菔汁1杯冲 至宝丹1粒研末呑)
※莱菔汁(生大根の汁)は瘀血を散ずる。

灌服すること1剤,薬后に大便が通じ,神識が完全に明瞭となるが,体温は続いて下らず,なお原方加減を守る。
又服すること2剤の后,体温は降って正常となる。化痰解毒の剤を8剤 継用し,最后に健脾養心を主調として服すること6剤にして出院す。
张云鹏 蛛网膜下腔出血 より

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