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糖尿病-健脾降糖散

飽食や飲食失節,肥甘寒凉物の長期過食,或いは醇酒厚味、腥辣香燥 等の物によって脾胃を損傷し,脾の運化功能が失なわれて積熱内蘊,化燥傷陰,消穀耗液を起こし“消渇”となる。;此の外にも,ストレスが大きくて情志失調を、鬱怒久しくして傷肝となり,鬱火化熱から,肺胃の陰津を灼傷して“消渇”となる。

“消渇病”の病因は脾虚が本で,燥熱が標であり,痰、湿、瘀が結果である。筆者は益気健脾、燥湿化痰、生津止渇、活血通絡を大法として,“健脾降糖散”で2型糖尿病を治療している:

健脾降糖散(黄芪30 党参20 茯苓・炒白朮・懐山薬30 陳皮・葛根20 桔梗6 鬼箭羽(ニシキギ)20 沢瀉6 生山楂10 沙参・麦冬・生地黄・牡丹皮・五味子20 天花粉26 当帰30 川芎10) 以上散剤,毎次3g,毎日3回,3ケ月連服する。

黄芪、党参、云苓、炒白朮、陳皮、懐山薬は益気健脾,淡滲利湿祛痰;葛根、桔梗、鬼箭羽、沢瀉、生山楂は升清降濁;沙参、麦冬、生地黄、牡丹皮、五味子、天花粉は清熱養陰,生津止渇;当帰、川穹は活血化瘀通絡する。
自拟健脾降糖散治疗2型糖尿病 より

※わが国では、タラの木の根皮・カキドオシ・桑葉など単品で使われてきましたが、その根拠は何なのか?
タラ根皮/生薬名;楤木根皮 味辛;苦;性平。帰肝;胃;腎経。祛風除湿;利水和中;活血解毒。
治胃痛、胃潰瘍、糖尿病(《南京地区常用中草药》)

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