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消風散-ニキビ

案例:患者,男,31歳,2006年12月29日就診。
顔面及び頚部に紅色の丘疹が数ケあり,皮膚の表面に突出し,局部は疼痛し,前胸にも淡紅色の丘疹があり、瘙痒する,食欲不振で,舌質紅く,苔黄厚膩,脈浮数。
診断:痤瘡
辨証:湿熱内盛,風邪侵淫,鬱于肌膚
治法:清熱除湿、疏風止痒

消風散加減(荊芥・防風・蝉蛻・苦参・白鮮皮・地膚子15 当帰・生地黄・知母・牛蒡子・牡丹皮・蒼朮10 薏苡仁15 通草・甘草6)

7剤を服した后,顔面及び頚部の紅色丘疹の色が淡くなり,数が減少した。
原方加減を継続して服用すること7剤で,丘疹は消失し,基本的に痊愈した。

按:痤瘡は中医の“粉刺”である。其の病機は湿熱内盛,或いは風邪が血脈に浸淫し,肌膚腠理に鬱して発する。治は清熱除湿を主とし,輔は疏散風邪が宜しい。
筆者は消風散加減で,清熱除湿、疏風止痒する。方中の蒼朮、苦参、木通は清熱除湿;防風、荊芥、牛蒡子、蝉蛻は疏風止痒;当帰、生地黄の養血活血を佐とし;甘草で諸薬を調和する。
如し風熱偏盛で発熱、口渇すれば,+金銀花、連翹、蒲公英にて清熱解毒する;血熱偏盛で斑疹が紅赤稠密で、五心煩熱し、舌紅或いは絳者なら,+赤芍、牡丹皮、紫草 等にて清熱凉血する;湿熱偏盛で身重乏力、胸脘痞満、皮損が斑塊雲片を主とするなら,+地膚子、生薏苡仁、車前子 等にて清熱利湿する;瘙痒が重ければ,+白鮮皮、白蒺藜、徐長卿 等にて消風止痒する。
消风散治疗皮肤病体会 窦志强 より
2008年9月第15卷第9期 中国中医药信息志

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