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消風散-脂漏性皮膚炎

案例:患者,男,26歳,2007年6月20日就診。
患者は2年来にわたり頭皮の油膩、多屑瘙痒があり,耳后、腋窩、胸背部に紅斑ができ,入浴后に紅斑が重くなり,紅腫流水し,口渇を覚える,口苦咽干,大便秘結,小便黄赤,舌質紅,苔黄膩,脈滑数。
弁証:肝経湿熱,蘊蒸肌膚
治法:清熱解毒、疏風利湿

消風散加減(荊芥・蝉蛻・防風・生地黄15 牡丹皮・当帰・白鮮皮・蒲公英・蒼朮10 薏苡仁30 柴胡10 黄芩・梔子・甘草6)

7剤を服した后,上述の症状が減軽したので,原方加減を更に4剤服用して,基本的に痊愈した。

按:脂漏性皮膚炎(脂溢性皮炎)は頭、面、眉、耳、胸、背 等の皮脂分泌活動の盛んな部位に発生する慢性炎症性皮膚病である。皮膚が油膩、瘙痒、潮紅や白屑が出るので又“面游風”や“白屑風”と命名する。
《外科正宗》の記載:“白屑風の多くは頭、面、耳、項、髪中に生じ,初起は痒く,長引くと白屑を生じ,畳畳となり,脱しても又生ずる。此れは皆 熱体が風に当り,風熱を生じて起る。”
《医宗金鑑・外科心法・面游風》:“此の症は面上に生じ,初発は面目が浮腫み,痒くて虫が行くようで,肌膚は干燥し,時に白屑が起ち,次いで極痒となれば,抓破し,熱湿が盛んなれば津水を出し,風燥が甚しければ津血を出し,痒さに堪え難い。”
消风散治疗皮肤病体会 窦志强 より
2008年9月第15卷第9期 中国中医药信息志

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