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帯状疱疹-玄参

玄参は味苦、甘、咸,性寒。肺、胃、腎経に入り,滋陰凉血,化瘀解毒の功効を持ち,熱病煩渇、発斑、津傷便秘、咽喉腫痛 等多種の病症に常用する。筆者は其の化瘀解毒の功効を,帯状疱疹に多用して,佳い療効を得ている。

患者,女,82歳,2008年3月12日初診。
“右脇、腰部の皮膚に束帯状の刺痛を呈して三日になる”との訴え。
初診:右脇部、腰部皮膚は正常だが疼痛が忍び難く,煩躁口渇と,尿赤を伴い,舌紅苔黄,脈細数。
中医診断:纒腰火丹

処方:玄参30 柴胡9 黄芩12 板藍根・銀花・連翹・車前子・白茅根15 焦三仙10 生甘草3)3剤。

3剤の后 諸症はいくらか緩解したが,再診すると右脇部,腰部に紅斑や緑豆大の小丘疱疹が群らがり,帯状を成し,灼熱し,口渇を伴う。

2診:玄参45 柴胡9 黄芩12 板藍根25 銀花・連翹・車前子・白茅根・焦三仙15・生甘草3)10剤。

服后痊愈し,神経痛后遺症は出現していない。

按:《本草正義》:“玄参,味辛にして微咸,故に血分に直走して血瘀を通ずる。亦能く経隧に外行して,熱結の癰腫を消散する。”
筆者は湿熱瘀毒の病機に対して,清熱解毒剤を基礎として,玄参を重用して清熱通瘀解毒を図り止痛し,疾病を徹底的に痊愈し,神経痛の后遺症の発生を減少させるのに,効果が良好である。
重用玄参治療帯状疱疹 より
臧海洋 杨晓慧 江苏省新沂市中医院

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