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気陰両虚とコロナ

また岡江久美子さんが新型コロナの犠牲になった。
放射線治療を受けていた由、あれは人体の気陰両方を消耗する。やはり03/26の facebook 漢方/中医学 で指摘したように、温病発生の基本的条件は「津気損傷・腠理疏鬆・衛外不固」である。糖尿病や高血圧なども気陰両虚が多く同じである。

04/02には「外感病といえど原因は外因だけではない。外因+内因=病者。発熱は外因によるかも知れないが、激しい倦怠感や匂いを感じなくなるのは内因を考えない訳にはゆかない。外因にばかりこだわって内因に対する手当を疎かにしていると時宜を失する場合がある。抗ウィルス剤を使うだけで内部の矛盾を放置すれば片手落ちである。」と書いている。

04/06には「吉益東洞が万病一毒説で云っているように“内傷ヤブれざれば,外に感ぜず”で、内因が無ければ外因に犯されない。温病の発病の体質的素因は、① 素体陰分虧損:精血津液から衛気を化生できない——→防御下降。② 素体内熱偏盛:肥甘厚味嗜酒を好み、温邪に会えば両陽は同気相い求めて内外皆熱となる;脾虚湿停は湿熱証を発し易し。重症化するのはこのような人ではないだろうか?」と。

つまりは「因時制宜・因地制宜・因人制宜」の三因原則のうちの「因人」(個人差)が最も大きく影響する。ではどうすればよいか?
仝小林院士の特別講座では、寒湿疫方(武漢抗疫方)に甲乙丙丁の4種の加減方を作り、もし息切れ・乏力が明らかな場合は「丁方」を追加したとなっています。丁方の内容は不明ですが、恐らく+黄芪・人参だと想像されます。高齢者や基礎疾患のある人が弱者として危機に曝されていて、自宅で亡くなった方も居られますので、そういう方には補気・補陰も併用しつつ治療をしなければならないのではないだろうか。

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