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新型コロナ 中医診療手册10

四、危重型の治療
1. 分型特徴 危重型では閉証脱証の両種の異なる転帰趨勢が見られる。前者は疫毒内熾、気血両燔、邪閉心包で,后者は邪盛正虚、肺気欲脱か心陽欲脱で,どちらも危重階段である。
前者では高熱の上に更に狂躁、抽搐となり甚しければ昏厥等の神経系統を受損し,后者は高熱等の実の象は無いが,転じて神志昏愦、手撒肢冷、二便失禁、脈微欲絶 等の虚象になる。

2. 辨治要点
①微を見て著を知り,早く変を防ぎ,神志、脈象の情況動態改変に注意し,危急な重症が発生するのを防止する。
急なれば標を治し,中西医の方法を結合し,患者の生命を率先して挽救しなければならない。。

3. 辨証分型論治
(1)気血両燔証
臨床表現 大熱渇飲,頭痛劈る如く,干嘔狂躁,譫語神昏,或いは発斑,或いは吐血、衄血,四肢抽搐、或いは厥逆,脈沈数,或いは脈沈細にして数,或いは浮大にして数,舌絳唇焦。
病機 疫毒内侵,気血両燔。
治則 清熱瀉火,凉血解毒。
処方 清瘟敗毒飲
参考用法 生石膏30 生地黄・水牛角20 黄連・梔子・桔梗・黄芩・知母・赤芍10 連翹15 玄参20 甘草6 丹皮・竹葉10

方義 清瘟敗毒飲 清代の余師愚《疫疹一得》にあり,余氏は乾隆57年~59年にかけて京城の大疫で創った経験方で,大熱表裏倶盛の証に対して収効甚だ好く,活人するもの無数。歴代から均しく清熱解毒、気血両清の方として解釈されており,瘟疫で気血両燔の証を治療する。
石膏を重用し知母、甘草と合わせて陽明の熱を清す;黄連、黄芩、梔子の三薬を合せて能く三焦の実火を瀉す;水牛角、丹皮、生地、赤芍は専ら凉血解毒化瘀に;連翹、玄参、桔梗、甘草は清熱透邪利咽に;竹葉は清心利尿,導熱下行に。諸薬を合用すれば,先ず気分の火を清し,又 血分の熱を凉し,気血両燔を治療する主要方剤である。
张伯礼 新型冠状病毒肺炎 中医诊疗手册 より

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