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湿温病1

中医学では伝染性熱病を傷寒病温病に分けています。
風寒によるものを傷寒病とし、それ以外の熱病を温病とします。
今回の新型コロナウイルス感染症は中国では湿毒疫、湿瘟、寒湿疫など色々な呼称で論じられていますが、これらは広義の温病の範疇に入ります。
温病は 風温、春温、暑温、湿温、伏暑、秋燥、温毒 などに分類されます。
温病には季節性があり、これを“四時温病”という。たとえば温熱性のものは冬温(風温)、春温、暑温、秋燥など。また湿を兼ねると湿熱病として湿温、伏暑とする。
温病のなかでも強烈な伝染性を持つものは温疫といい、腫毒を伴えば温毒という。
我が国では傷寒についてはよく研究されていますが、温病についてはそれほどでもありません。まして湿温については殆ど論じられたことはありません。新型コロナが最も近いのは湿温だと考えられます。

湿温の特徴
1.発病時は 湿>熱 である。
2.発病や伝変が緩慢で、病程が長い。
3.病位は脾胃で、(衛気営血の)気分に稽留する。
温病学 より

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