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COVID-19中医方案より8

3.湿濁困阻,内陥膜原証
辨証要点:往来寒熱,胸悶嘔悪,食欲不振,頭痛,心煩,口苦,咽干,目眩,舌辺深紅,舌苔垢膩,或いは苔白厚く積粉の如し,脈弦数 按んずれば減,或いは弦濡数。確診病例の初期か医学観察期の患者に多い。
病機:湿濁中阻,枢機不利。《湿熱条辨》:“邪を上より受け,中道へ直趨する,故に多くは膜原に帰す”。
治法:和胃降逆,祛湿化濁。
方剤:小柴胡湯、達原飲

常用薬物:柴胡、半夏、人参、甘草、黄芩、生姜、大棗、檳榔、厚朴、草果、知母、芍薬、黄芩。
方解:達原飲 呉又可《温疫論》篇。国医大師の李士懋先生:“邪が募原に伏し,表裏が阻隔され,高熱悪寒,汗出,頭身痛等となれば,一般の芳香化湿の任に非ず。常山、草果、厚朴、檳榔等は,其の募原の伏邪を潰す,石菖蒲、青皮は開痰下気する,黄芩、知母は和陰清熱を,甘草は和を。湿熱蘊阻して高熱不退の者には,達原飲の療効は非常に顕著であり,通常は1~2剤で退熱する。藿香正気、三仁湯、六合定中丸※等の方と較べると雄烈である。余は此の方を応用するには二つの目印があると思う:一つには脈濡数,或いは濡滑数大,必ず濡象があること。濡とは軟で,湿を主り,浮に非ずして柔細の濡である;二つには苔厚膩にして黄,或いは厚く積粉の如し。此の二証があれば,高熱の多少を論ぜず,多くは悪寒は重く,頭身痛が劇しく,或いは吐瀉腹脹等の症があり,皆 達原飲加減を以って治せば,卓効を獲る。

小柴胡湯は和解少陽で,柴胡は清透鬱熱;黄芩は苦寒で,少陽の邪熱を清泄する。二薬が合されば,経腑を并治し,清熱解鬱し,また少陽を疏泄条達する性がある。党参に姜、草、棗を配すると,健脾益気,培補中州する,是れは半虚、半陰的な一面に対する,半夏を重くするのは陰陽を交通させるため。柴胡は清透鬱熱;黄芩は苦寒で,少陽の邪熱を清泄する。二薬が合さると,経腑并治となり,清熱解鬱し,また少陽を疏泄条達する性がある。
※六合定中丸《済急丹方》(香薷四両,木瓜二両,茯苓二両,枳殻二両,紫蘇四両,甘草五銭,厚朴二両,広木香一両,広藿香二両,陽春砂仁二両) 功用:解暑毒,祛風寒 主治:感冒風寒,四時痧症,受暑,痢疾,瘧疾,傷食,山嵐瘴気等。
现代中医诊疗建议方案与探讨 より
※吴鞠通の《温熱条辨》ではなく、薛雪の《湿熱条辨》からの引用は珍しい。

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