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李杲の《脾胃論》から(1)

脾胃勝衰論:
胃中の元気が盛んなら,則ち能く食しても傷れず,時が過ぎても饑えず。
脾胃が倶に旺んなら,則ち能く食して肥えるが;脾胃が倶に虚なら,則ち食す能わずして痩せる。
或いは少食なのに肥えるが,肥えると雖も四肢は挙らない,盖し脾実にして邪気盛ん也。
又善く食しても痩せている者が有るが,胃の気分に火邪が伏すので,則ち能く食し,脾虚なれば則ち肌肉は削痩する,即ち食亦という也。叔和云く:多食するも亦肌虚するは,此れを謂う也。

・少食なのに肥えている人がいるのは何故か?
肥えていても四肢が挙らない(だるい)のは「脾実」という病名で、痰湿や食積等の邪気が集まっているためである。

・善く食べるのに太れない人がいるのは何故か?
胃に気分熱があるために能く食べるが、脾虚でもあるので肉がつかずに痩せており、これは「食亦」という病気である。

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