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難解な素問の条文

《素問・生気通天論》にある次の条文につき、解読し得たことを述べてみます。

「蒼天之気清浄、則志意治、順之則陽気固、雖有賊邪、弗能害也、此因時之序。故聖人伝精神、服天気、而通神気。失之内閉九竅、外壅肌肉、衛気散解。此謂自傷、気之削也。」

「蒼天の気が清浄(風雨が調順)なれば、則ち志意(人体の気)は治まる(暴喜暴怒にはならない)、順なれば則ち陽気は固まり、賊邪(外邪)有りと雖も、害することは出来ない、此れは因時の序(四季のリズム)が守られているからである。」

問題になるのは次です。「故聖人精神,天気而通神明」

これを「故に聖人は精神を伝え,天気を服して神明に通ず」のように訳せば何の事か意味が分からなくなる。

「聖人伝精神」の“”とは”保持”のことで、「聖人が持っている精神は」の意味になる。
「服天気」の””とは”服従”のこと、”天気”とは”四時(四季)の気”であり、「四季の気に従い、神明に通ず(頭脳明晰)」となる。

「之を失えば則ち九竅は内閉し、肌肉は外壅(僵硬)し、衛気は散解する。此れを自傷と謂い、気が削られることになる。」

南怀瑾先生:现在很多年轻人昼夜颠倒,要注意“逆天者亡” より
《黄帝内经》心地清净保健康 より

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