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暑邪について

1.暑は陽邪で,其の性は炎熱である。
暑は夏季火熱の気の化す所,火熱は陽に属す,故に暑も亦陽邪なり。
これが原因で病む時は,身熱・心煩・口渇・汗多・脈洪数 等の症となる。

2.暑の性は升散にして,耗気傷津を為す。
故に暑病は常に身倦乏力・気短口渇・咽干唇燥・尿少・舌紅 等の気虚兼傷津化燥の症状となる。
《素問・挙痛論》:“炅なれば腠理は開き,栄衛は通じ,汗大いに泄る,故に気泄となる。”

3.暑の多くは湿を挾む。
暑令は常に多雨潮湿である。夏季の陽熱が高く照ると,熱に蒸されて湿は動き,空気中の湿度は増高する。加えて暑季には生冷を貪食し,脾胃を傷つけ易く,由りて湿が内生する。
故に暑病の多くは頭昏沈重・身体倦怠・胸悶・腹瀉・苔膩 等の湿証を并見する。
正に喩嘉言の云う如し:“天の熱気が下れば,地の湿気が上り,之に感じて暑病となる。”
中医知识17:要分清伤暑、中暑、阴暑、阳暑 より

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