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膀胱の気化とは何か?(3)

3.2 臓腑との関系
膀胱の気化は肺、脾、腎、三焦と密切な関系がある。
は水の上源であり,肺には宣発粛降作用がある。
一つには肺の宣発作用によって津液は上に向い外へと散布され,濁液は汗液となって体外へ排出される;二つには,肺の粛降作用によって,津液は下に向い内へと敷布され,濁液は膀胱へ下輸される。

は津液を運化する。如し脾が建運を失えば,体内の水液は停聚する。
《血証論・臓腑病機論》:“小便は膀胱から出ると雖も,実は肺が水の上源であり,上源が清めば,下源も自ら清い。脾は水の堤防であり,堤防が利いておれば,水道は利す。

は水を主る。腎の水液代謝は升清降濁の作用が主である。
肺が膀胱の濁液を粛降下達させるが,腎はその濁中の清なる者を復た肺へと上升させ;濁中の濁なる者を,尿液と化して体外に排出する。

三焦は水道である。“三焦とは,中涜の府であり,水道が通り,膀胱に属し,孤の府である”
三焦は気機の升降出入の通り道であり,又気化の場所でもある。
全身の気化を総司し,水液を運行し,水道を疏通し,并せて膀胱の気化及び水液代謝の協調平衡に影響を及ぼす。
膀胱気化 より
※膀胱を単に“尿を溜める袋”とはせず、立派な一個の府として捉えている。

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