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周易と中医学10

(『周易と中医学』p115)
「天五は土」「脾は土臓」
五は河図の母数、土は万物の母であり、成数はこれを基にして派生する。
五は中央に位置し、坤卦を象り、土に属す。※1
土は長夏に当たり万物の長養を主る。
『周易』説卦伝に、「坤なる者は地なり、万物皆養を致す」「坤は以て之を蔵す」とあり、『周易』坤卦彖伝に、「至れるかな坤元、万物は資トりて生ず。乃ち順シタガいて天を承ウく。坤は厚くして物を載せ、徳は无疆※2に合う」という。
坤は脾に当たり、脾は万物の生育化成の源である。

「脾を健やかにし土を培う」ことは生命維持の基本である。
人体の気が昇降する過程で、脾はその中枢となり、臓腑の気の昇降をコントロールする。
五臓中、脾の負担はきわめて大きく、飲食を節制し脾土の保護に努めるべきである。
中医学では脾土を重視し、胃気に注意を払うのは、胃気有れば生き、胃気無ければ死すと考えるからである。
かくて河図と洛書は人体臓象方位学の基礎となった。
※1☷(坤コン)地 脾・胃・大腸・小腸
※2無限

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