周易と中医学16
(『周易と中医学』p144)
『周易』と脈象
中医の脈象と『周易』の卦象には相通ずる点が多い。浮中沈の三候では沈から浮までの脈勢の変化は『周易』の卦爻の陰陽盛衰の変化に一致する。
浮・数・有力は陽に属すので陽爻(一)、沈・遅・無力は陰に属すので陰爻(——)とする。こうして下から上へと三爻をならべ卦を作り、次にその卦象により疾病の部位・性質を分析する。
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