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周易と中医学6

(『周易と中医学』p110)
「天ーは水」「腎は水臓」
河図の生数「一」は「水」、水は至陰、生命の源、万物の祖である。
そこで水は天の始数となり、腎水は北に位置し炊卦に属す。
腎水は純陰ではなく、一つの陽爻が二つの陰爻の間にあり、二つの真水に一つの真火を含むため、大切な腎陽は消散することはない。※1

腎水は蟄蔵し、腎は封蔵の本である。『内経』に「年四十、陰気自ら半ナカバす」とあり、中年では腎精の保養が重要である。
腎は精を蔵する所であり、精は気の母である。
足の少陰腎経は「舌本を挟み」、腎の精気は舌に上り、舌下の金津・玉液は腎水の上源であり、唾液は腎液となる。そこで、中年からは腎水を補うために精を保ち津を呑むことに努めるべきである。※2
腎陰は五臓の陰の根本であり、全身の陰陽のバランスに関わり、水が天数の始まり、万物の基であることから、腎陰(精)を護ることは生命を永く保つ条件である。
※1☵(坎カン)水 腎
※2 新型コロナで味覚障害が出るのは少陰腎経への影響もあるようだ。

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