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周易と運気学説

(『周易と中医学』p153)
運気学説は『内経』の運気七篇大論、すなわちり『素問』の第六十六篇以下にあり、自然界の気候変化やその生物や病気に与える影響を研究するものである。そこには天文学・気象学・物候学・暦法・術数など多くの学問の内容が含まれる。
五運六気の甲子周期表は天干地支の排列により作られる。天干は六周、地支は五周する。『素問』天元紀大論篇は「天は六を以て節を為し、地は五を以て節を為す」という。「易経」は六十四卦で万象を網羅し『内経』の運気は甲子表で六十年の気象を区別する

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天干地支の符号は、奇数が陽干・陽支、偶数が陰干・陰支となり、天干と十二地支を六周並べて甲子六十周期を作り、六十年の気象変化を推算する。干支構造の五運六気における意義は、「易経」の卦陣において、陽爻・陰爻が持つ意味に等しい。

※運気学説はまた五運六気学説ともいう。地の五運は木,火,土,金,水の五行を、天の六気は風・寒・暑・湿・燥・火を指す。
この天地の交感により季節の気象が形成されるわけで、それが60年で一巡する「干支(十干十二支)」である。しかし地球は年々温暖化など変化しており、必ずしも60年で同じところへ戻ってくるとは云えません。運気学説は原則であって、もはや実用性は少なくなっています。しかし天候や地理が体調に影響を及ぼす事実は、今度の新型コロナ発生の武漢にも見られることです。

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