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湿温病6

治療原則:三つの鍵
1.祛湿清熱を達成するには,湿熱を分消しなければならない(祛湿が要め)。
葉天士は云う:“湿が去れば熱は孤立し,熱は恋着するものが無いので自解する。”

病位が上焦にあれば‥‥頭重裹ツツむが如く,胸悶,神昏昧となる。
上焦の湿が重ければ、治法は“宣上”にある。すなわち「辛温宣透,芳香化湿」により「肺気を開く」ことである。
表気が通り,腠理が開けば,湿は表から散ずる。
またそれにより三焦が通調すれば、水湿は下行し,湿は小便から去る。

病位が中焦にあれば‥‥脘腹脹痞,悪心嘔吐,便秘か腹瀉となる。
中焦の治法は“暢中”にある。
湿が重ければ:辛温開鬱,苦温燥湿。
湿熱并重なら:辛温苦温,苦寒并進(辛苦開降)。
熱が重ければ:清熱苦寒。

病位が下焦にあれば‥‥小便不通,陰部潮湿,舌苔根膩,便血,肝腎陰傷となる。
下焦の治法は“滲下”にある。すなわち「滲湿泄熱」。

2.通陽開気により,気機は暢通する。
葉天士は云う:“気開けば湿は化し,気が行メグれば湿も行る,気滞が湿阻の元である。”“治湿とは開気のことである。

3.調和脾胃すべきこと。
特に恢復期には,扶脾、益気、醒胃消導するのが宜しい。
湿温 より

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