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直腸ポリープ

中医では、"腸覃"、"腸瘤"等という。病因病機の多くは本虚標実、虚実夾雑である。本虚とは"脾気虚弱",標実とは湿熱、寒湿、湿濁、痰濁及びそこから引起された瘀濁、瘀血内停である。本病の治療は標本虚実を兼顧して,健脾祛湿・化痰祛瘀を大法としなければならない。

現代中医の研究:
徐復霖は補気化瘀・清腸消結の法を採用し,健脾益康湯加減で大腸息肉30例を治療し,治愈14例,顕効6例,好転8例,無効2例の結果を得ている。

健脾益康湯《徐復霖》(生黄芪、白花蛇舌草、児茶、三七粉、三稜、莪朮、地膚子、炒烏梅、五味子、白鮮皮、甘草)
大腸息肉 より

その他:
温胃陽湯《謝勝》(桂枝30,党参15,茯苓30,砂仁20,炮姜30,益智仁20,生姜30,白豆蔻20,銀花10,敗醤草30)

活血消息湯《馬伯涵》(皀角刺、三稜、丹皮20、槐花、山慈菇、桃仁、赤芍、炮山甲、牛膝各20、丹参30、生地楡、凌霄花、半枝蓮15)

昆海消結丸《任紀常》(蜈蚣2条、核桃仁、昆布60、山楂、厚朴、鶏内金30、生大黄20、海藻、白朮60、丹参、月季花、玄胡、)

利湿清熱方剤《黄欣》(莪朮15、白花蛇舌草30、薏苡仁60、茯苓、蒲公英、敗醤草等)

擠生烏梅丸+四君子湯加減《趙桂華》(烏梅・党参15、甘草10、茯苓・僵蚕・穿山甲・白朮15)

済生烏梅片《耿志賢》(烏梅、莪朮、紅花、僵蚕)

烏梅湯加味《葉毅》(烏梅、紅藤30、丹参、蚤休l5、甲珠10)

※近年、烏梅の息肉治療が注目されている。
《神農本草経》:“味酸,平。主下気,...,死肌,去青黒痣,悪疾。”;《傷寒雑病論》:“烏梅丸主久痢”;祁坤著《外科大成》中的“平胬丹”烏梅を主薬として,消蝕腐肉の功効がある。《劉涓子鬼遺方》:“烏梅肉の黒焼きを,悪肉上に研敷して,一夜したら消えていた”。
楊炜等は烏梅が結腸息肉発生を防治し、大腸癌の発生率を下げる事を証明している。

劉兵は切除術に併せて、中薬の内服と灌腸保留を行い好結果を得ている。
内服方《劉兵》(烏梅、桃仁、半枝蓮、蒲公英、白花蛇舌草、敗醤草、玄参、地楡、蜂房、生地黄、炙甘草)
気虚者加党参、黄芪;血虚者加当帰、熟地黄;便頻者酌加米殻;便血多者加三七粉、仙鶴草等。

灌腸方《劉兵》(夏枯草、炙烏梅、貫衆、牡蛎、秦皮、五倍子、紫草)
便頻及多粘液者加明礬、訶子等,便血多者加仙鶴草、地楡炭、大黄炭等

散結方湯加減《饒振芳》(布渣葉、白及、青黛、敗醤草、蒲黄、五霊脂、党参、白朮、茯苓、延胡索、砂仁)
偏陰虚者加玄参、麦冬及び五味子等,腎陽虚者加白附子、草豆蔻及び干姜等;湿熱偏盛者加葛根、白頭翁及び黄芩等)
浅析大肠息肉的中医临床研究以及概况 より

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