漢方

臓腑別通6

6.心包と胃は相通ず
臨床でよく見るのは、老人が飽食して胃気が上冲して,心肌梗塞を発する人が少くない事です。冠心病で心絞痛を病む人には,上消化道症状のあるのが大変多い。だから胸痺を治す処方で同時に胃痛も治るので,心胃同治と称するのです。

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臓腑別通5

5.肝と大腸は相通ず
肝は疏泄を主り,二便を協調する作用がある。大腸の伝導は全て肝気の疏泄に頼る。
呉鞠通は脇痛、中燥、単腹脹等の医案中で,みな肝の協調二便作用を使っている。
前陰は肝経が循行する部位で肝に属し,主治は小便だが,大便を疏すことで肝と大腸が相い通じている事を意味する。

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臓腑別通4

4.腎と三焦は相通ず
《霊枢・本臓》に説く:腎は三焦、膀胱と合する。三焦に両系統あり,一つは肺脾腎を中心とする三焦の気化系統で:上焦の気化は肺にあり;中焦の気化は脾にあり;下焦の気化は腎にあり,腎は又三焦気化の本源である。
三焦のもう一つの系統は心肝腎を中心とする三焦の相火系統で、心は君火で上焦にあり,肝は相火をもち中焦にあり,腎と命門は相火で下焦にある。

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臓腑別通3

3.心と胆は相通ず
《素問・霊蘭秘典論》に説く:心は君主の官,神明出ず……胆は中正の官,決断出ず。胆と情志は繋がっており,人体の精神意識思維活動の領域中で,かなりの役割を果たしている。
心は血脈を主り,胆は消化を助ける,心は君火を主り,胆は相火を主り,胆の排泌する精汁は,三焦の升降を主り痰湿の形成と密切に相関する。其の功能が失われると,血脂升高や心血管病(冠心病、心絞痛、心肌硬塞、心律失常等)になる。

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臓腑別通2

2.脾と小腸は相通ず
脾は運化を主り,小腸の受化功能を統括する。小腸は脾腎陽気の温煦に頼り能く化物し,小腸の分清泌濁は又 脾臓の化生気血・升清降濁でもある。
脾は升を主り燥を喜び湿を悪む,湿邪は脾陽を傷つけ易い;小腸は降を主り暖を喜び寒を悪む,寒邪は小腸の陽気を傷つけ易い。脾と小腸は相互に協同し,関系は緊密である。

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臓腑別通1

1.肺と膀胱は相通ず
膀胱の不利と不約は,肺によって調控されている。
肺気の宣粛機能が障碍され,調控が失利すると,膀胱の蓄泄功能が紊乱する。
肺の膀胱に対する調控とは,気の作用によって成される,いわゆる「気化されれば能く出ず」である。

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臓腑別通

中医学の五行説に臓腑の表裏関係があります。例えば、心と小腸、肺と大腸などが表裏一対の臓腑として扱われ、生理機能に一定の関連性があるとされています。
これが中医学の大きな前提となりますが、実はその他にも《臓腑別通論》なるものがあり、更に臓腑の関係性が拡張されます。

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閃輝暗点

私はこの頃よく閃輝暗点が現れるようになった。パソコンの画面が見にくかったり、テレビが見にくかったりする。
視界に突然 ギラギラ、ギザギザした光が現れてその部分が見えなくなるという症状です。しばらく目を瞑っていると比較的短時間で症状は治まりますが、作業が中断されるので大変都合が悪い。
若い方では片頭痛を伴うこともあるが、中高年者ではそれは無いという。
この症状は眼球の問題ではなく、物を見る脳の中枢部分の血流が変化するためと考えられている。

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心冠動脈疾患

診察を受けた訳ではないのではっきりとは云えないが、私はこれまでに三回心臓の発作らしきものを経験している。
一回目は2012.06.12で、「寝ている間に左胸の辺りに鈍痛を感じて目覚める事があります。なんとも厭な感じの、痛みともつかず重い圧迫感です。」

二回目は2016.07.25で、「何だかみぞおち辺りが具合が悪くなった。得も言われぬ不快感で、狭心症かもとさえ疑ったほどでした。ドーンとものが詰まったような、痛みではないものの居ても立っても居られぬほどの酷さです。仰向いたり、うつむいたり、横になったりと色々に姿勢を変えてみるものの、どんなにしても苦しさは変わらない。しまいには額に冷や汗がにじみ、顏が真っ青になってきた。吐き気や便意もなく、ただひたすらに苦しい。」

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赤芍と白芍

以前に「赤芍・白芍の区別」という記事を書きました。
この時は、栽培種で Paeoniflorin 含有量が 2% のものが白芍で、野生種で 6~7% のものが赤芍だという事でした。
この度は、ウチダの『和漢薬情報』2019/06/10 の「生薬の玉手箱」に、更に詳細が述べられていましたので報告します。

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