漢方

11.不妊症

不孕症は土湿腎寒に因り,命門の火が衰え,子蔵が寒冷となるためである。

Continue reading "11.不妊症"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

10.面瘫(顔面神経麻痺)

面瘫はもと肝気燥盛があり,そこへ外からの風邪を感襲してなったものである。

Continue reading "10.面瘫(顔面神経麻痺)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

9.胆胃病

胆胃病の,多くは脾湿肝鬱,胆胃不降であり,甲木が戊土を克伐して起こる。

Continue reading "9.胆胃病"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

7.癲狂

癲狂の多くは土湿木鬱に因り,胆胃が上逆して,心竅に痰が迷いこむからだ。

Continue reading "7.癲狂"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

6.陽痿

陽痿は腎寒脾湿に因り,肝木鬱陥となり,肝の升発が出来なくなったものである。
【脈証機理】
平人は水土温暖なる故に肝木は条達して鬱陥せず,生気は暢旺となり,陽痿にはならない。
思慮過度や恐惧に因って傷腎すると,腎寒脾虚となり,肝木が鬱陥して,升発不能で,生気が不足して,陰茎萎軟の陽痿となる。
【治則】
健脾疏肝,滋益精血,補腎壮陽。
【方薬】
(茯苓・沢瀉・桂枝木・白芍・全当帰・貢阿膠・補骨脂9 陽起石・甘枸杞12 淫羊藿・鎖陽15 縮砂仁6)
【按語】
肝は筋を主り,陰茎は諸筋の聚るところで,宗筋の名がある。
治療は健脾舒肝を主とし,腎陽を兼補する。
世医の多くは補腎滋陰を主とし,疏肝升陥の品を用いる者は少ない。
滋陰伐陽すれば,水旺土湿となり,肝木は愈いよ陥り,陽痿のほかに,遺泄までが加わる。
仙茅には小毒があり用いてはならない。
其の功は能く興陽するが斂陽はしない,早泄者には禁用である。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

5.中風

中風は中土陽衰に因り,四肢に行気できず,四肢が力を失ったものである。

Continue reading "5.中風"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

4.狭心症

冠状動脈粥様硬化性心臓病などの多くは脾湿胃逆,気血瘀滞,宗気不固に因る。

Continue reading "4.狭心症"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

3.瀉泄

中気を労傷したり、飲食不節であったり、鬱怒が傷肝したり、寒湿の邪を外感したりして脾胃を損傷し、肝脾が鬱陥すると水穀の水分を二腸に送って注下させるのが瀉泄の病である。
脾湿と肝鬱があると運化を遅滞させ水穀が消化し難くなる。
肝木が鬱すれば、やがてそれは鬱冲して疏泄太過となり大便は稀溏となり、黄水混じりの完穀不化を呈する。(肝木乗脾土
脾湿に肝鬱がからむと必ず己土を克して大腹作痛の症となる。
肝木が鬱冲すれば疏泄が激しくなり,腹痛して泄する。
肝鬱して肝気が上達できなければ大腹は盤鬱となり大腹脹満の症となる。
久瀉が愈えなければ,脂膏が剥ぎ取られ,清稀便を下し,腸垢が白滑して混じる。
肝脾が下陥すれば,胆胃は必ず逆するので悪心嘔吐となり,飲食が進まなくなる。
肝脾が鬱陥すれば脈は細濡、稍弦、関尺大となり,舌苔は白膩となる。
【治則】
健脾滲湿,疏肝升陥,温暖中下,斂腸止瀉。
【方薬】(茯苓・焦白朮9 甘草6 丹皮・桂枝木9 潞党参15 煨肉蔻3 干姜6 炙米殻5),水煎温服。
【方解】
茯苓、焦白朮、甘草,健脾和胃,滲湿燥土;桂枝木、丹皮,疏肝止痛,升陥止泄;潞党参,補中益気,升陥止泄;干姜、煨肉蔻、炙米殻,温中暖下,斂腸止瀉。
【加減】
腹痛重者,加白芍9,疏肝以止痛。
大便稀溏,滑瀉不収者,加赤石脂12,斂腸以止瀉。
悪心嘔吐者,加半夏9、鮮生姜9,和胃順気,降逆以止嘔。
久利不止,脘腹脹満,腹内奔気冲激鳴響,脈現細濡、稍弦、関寸大,舌質紅如辣椒、無苔者,為火旺血熱之診,去桂枝木,加川黄連3-5,清君火以凉血。
夜熱者,去桂枝木,加炒黄柏6-9、川黄連3-5、烏梅肉6-9,清君相之火以退熱,酸斂以止瀉。
発熱,下利軽,嘔吐重,脈現細濡、稍弦数、関寸較大,舌苔黄膩者,径用“黄芩半夏生姜湯”加味(炒黄芩・半夏・鮮生姜・白芍9 粉甘草6 粳米9),平胆和胃,降逆止嘔以治之。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2.胃下垂

胃下垂は臓器下垂の一つだが“下垂”の二字に囚われて中気下陥と弁証し、升提薬で治そうとするのは単純すぎないか。

Continue reading "2.胃下垂"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

1.傷風咳嗽

風邪閉束,衛気不宣,肺失粛降なら
【方薬】(紫蘇葉・陳皮・杏仁9 生甘草6)
【加減】
脈虚で汗出者,加白芍9,酸斂和営,以止汗出;加鮮生姜6,辛温解表,而降冲逆。
肺寒で,脈浮而緊,咳劇しき者,加北細辛1.5,辛散肺寒,以宣肺気;加炙五味子・半夏9,斂肺降冲,和胃化痰,以止咳逆。
【按語】
傷風咳嗽とは,肺気不清な所へ,風邪が感襲したものであり,傷寒、中風や風熱外感とは異なる。
傷寒、中風とは“重感冒”であり,仲景の《傷寒論》に詳しく,風熱外感は“熱感冒”で后世の温熱派に詳しい。
寒、熱、温、凉、湿、燥の諸邪は,均しく肺気不清をもたらし,治療には清肺が必要である。
医者が清肺の法を採るべきなのに,凉肺、潤肺の内に限局すると,寒湿に感じた傷風咳嗽を,久しく愈せず,他変を生じさせてしまう。
肺は燥を悪み,降斂を主どる,桂枝は気温で,性は升散する,ゆえに肺の諸疾には,桂枝は相応しくない。
痰飲咳嗽に桂枝を用いるのは,咳嗽の原因が痰飲に因る場合で,痰飲が生ずる源は脾であり肺ではないが,桂枝を用いる意味は脾湿に因って鬱陥した肝気を温升する事に在る。
病機が違えば,用薬も異なる,肺は桂枝とは関わりがない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧