治験

緊張型頭痛

開鬱怡神・調和営衛による緊張型頭痛の治療
『中医臨床』v37-1(2016年3月) 丁元慶 治験報告No.27

患者:女性,35歳。
初診日:2011年1月11日
もう10年もほとんど毎日頭痛が続いている。寒くなったり緊張したり疲れると顕著に現れます。左腕が痛んで,その痛みが手の甲まで及ぶことがあります。胃が痛くなったり,右の下腹部が痛くなったりします。ときどき動悸がしたり耳鳴りがしたりします。口の中がとても苦く感じ,朝起きたときが顕著です。

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産後の片頭痛

養血・柔肝・安神による産後の片頭痛(血虚肝旺証)治療
『中医臨床』v36-4(2015年12月) 丁元慶 治験報告No.26

患者:女性,38歳
初診日:2010年4月27日
8年前に出産し,その後間もない産褥期の頃から,頭の右側に拍動性の頭痛が起こり始め,その後は毎月1〜2回頭痛がします。

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麻黄附子細辛湯-寒痺

寒痺(坐骨神経痛)
陳明光医案:游某某,男,53歳。
患者は体質が弱いのに,寒湿地帯に居たため,腰や大腿骨から下肢に及んで激痛がして忍び難く,冷えると重くなり,夜には更に酷くなり,もちろん歩けない,脈は沈細渋,舌質は淡で、辺縁に瘀点あり,陰寒の症候である。

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麻黄附子細辛湯-嗜睡

嗜睡
江克明医案:施某某,男,21歳,1978年3月18日初診。
神倦のまま嗜睡すること十月余り,頭暈や頭脹があり,元気が振わず,常に消沈の感あり。
毎日早晨になるも昏睡から起てず,呼べども醒めがたい,昨日は午後になってようやく醒めたが,床上に遺尿していた。

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麻黄附子細辛湯-咳嗽

【方薬】麻黄6 細辛3 附子9
【原文】少陰病,始得之,反発熱,脈沈者,麻黄附子細辛湯主之。(301)
【解説】本方は太・少両感証を主る。少陰陽虚の人が,寒邪を感受して,発熱・悪寒・無汗・脈沈を特徴とする。

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痰熱生風証の頭脹痛

清熱化痰・熄風通絡による痰熱生風証の片頭痛治療
『中医臨床』v36-3(2015年9月) 丁元慶 治験報告No.25

患者:男性,28歳,山東省沂南県出身
初診日:2008年9月17日
【主訴】5年も頭痛が続いている。毎回発作の前には,痛みがある方の反対側の物がぼやけて見える。頭痛の部位は一定しておらず,右であったり左であったりするが,痛みはおもに脹痛である。

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王琦教授のアレルギー治療7

各論
3)アレルギー性紫斑病
王教授によれば,この現象は「熱毒が血に入る」ということであり,清熱涼血を基本としながら,清熱解毒を強化するとよいという。
臨床においては,『金匱要略』の升麻鱉甲湯に倣い,升麻・鼈甲2味を使用する。

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王琦教授のアレルギー治療6

各論
2)湿疹
皮膚に痒みのあるものは,蒺藜・地膚子・白鮮皮などを加え,涼血消風する。
滲出はおもに湿熱のための症状であるので,路路通・冬瓜皮・苦参・徐長卿・白茅根などの清熱燥湿薬と清熱利湿薬を加える。
びらんはおもに熱毒のための症状であるため,黄芩・馬歯莧・草河車・土茯苓などの清熱解毒祛湿薬を加える。

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王琦教授のアレルギー治療5

各論
2.皮膚のアレルギー疾患
その基本病機は「熱の血分への潜伏」であり,全体的な治則は「清熱涼血」であり,主方は「四草四皮湯」で,薬味は紫草・茜草・甘草・墨旱蓮・冬瓜皮・白鮮皮・牡丹皮・地骨皮であるという。

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王琦教授のアレルギー治療4

各論
3)咳喘息
非典型的な哮喘であり,おもな症状は,咳嗽が持続し発作を繰り返す・痙咳嗽であり,通常は夜間と早朝に悪化し,はっきりした炎症はなく,痰の喀出を伴う。
外邪による証候ははっきりしないが,基本治則は「清瀉肺熱,降気化痰」である。

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