優良処方データーベース

双極性障害(躁鬱症)2

双極性障害(躁鬱病)については以前にまとめた事がある。
中医学では「躁狂抑鬱症」「双極性情感疾患」ともいい、また単に「抑鬱症」とも云う。
湖北省襄陽市中医医院主任医師 胡思栄 は抑鬱症について次のように考えている。

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メニエール病と漢方

現代医学では「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」が原因ではないかと云っている。
中国では「内耳淋巴積水と迷路水腫の所致」と表現している。
では積水、水腫はどうして生ずるのか?その原因は今なお未明である。

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消岩膏(《中医外科心得集》)

[組成]山慈菇・土貝母・五倍子(瓦上炙透)・川独活・生香附30 生南星・生半夏15
[用法]研末し,醋で膏に調成し,患処に塗布する。
[主治]乳岩、石疽、瘰癧等の陰証者に。

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小建中湯2

先に小建中湯(《傷寒論》)の記事で、結果に当たる「陰陽不和と営衛不和」について取り上げましたが、今度は原因に当たる「肝木侮土(脾虚肝乗)」の視点からの詳解がありましたので紹介します。

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定志丸(《備急千金要方》)

[組成]人参・茯苓90 菖蒲・遠志60
[用法]四味為末,蜜丸,毎日服三次,毎次服6g。散剤も亦佳し。
[主治]
1.憂愁悲傷して楽しまず,眩暈,舌質淡嫩,舌苔薄白,脈象虚弱。
1.心気虚損,語るに倫次(一貫性)なし。
3.茯苓、菖蒲を重用すれば,開心散と名づけ,好忘(健忘)を治す。

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柴桂五苓湯(自制方)

[組成]柴胡25 黄芩・半夏・甘草・大棗10 生姜・人参・茯苓・桂枝・白芍・白朮・牡丹皮15 沢瀉・牡蛎20
[用法]水煎服。1日1剤,連服数剤。
[主治]婦女更年期綜合征:婦女の停経前后に,時に発熱汗出を呈し,胸部や頭頚に汗多く,熱気上衝を自覚する,甚しければ面紅潮熱し,或いは心煩易怒を兼ね,痞悶不舒,舌体は微胖,舌尖は微紅,脈象は正常か,或いは微弦、微数。

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加味補中益気湯(《中医婦科治療学》)

[組成]人参・白朮10 黄芪・益母草30 甘草・陳皮・当帰3 升麻・柴胡6 枳殻15
腰痛が甚しければ,加菟絲子、炒杜仲各30g。
[用法]水煎,空腹服。
[主治]陰挺,小便頻数で清(無色),身体怕冷,精力(元気)疲乏,少腹(片側)空墜,腰酸痛,舌苔薄白,脈象虚弱。

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防風湯(《済生方》)

手や足の痺れ」について何か良い漢方処方は無いものか? と前にブログで書きましたが、
『金匱要略』に身體不仁を「血痺」となして黄耆桂枝五物湯を上げていることから、これを紹介しました。しかし結果ははかばかしくありません。
そこで小続命湯はどうだろうかと考えていたのでした。
しかし麻黄・桂枝・附子などは寒気が対象だから一寸違うようです。
ところが最近読んでいる『中医治法與方剤』(陳潮祖)に、「これは!」と思わせる処方が出てきました。
それは 防風湯(《済生方》)です。
 防風60 独活・秦艽・当帰・赤芍薬・赤茯苓・黄芩30 桂心・杏仁・炙甘草15
防風湯といえば《聖済総録》にも同名の処方がありますが、これは風痺(行痺)に用いるもので、血痺にではありません。
しかも 麻黄・桂皮・葛根 などが構成に入っていて、どういけません。
《済生方》のほうは防風が主薬で、独活・秦艽 が臣薬として使われています。
《済生方》の著者・厳氏は《素問,痺論》より引いて
血痺の皮膚不仁とは,頑麻だが疼痛しないのが特徴であり,栄衛の行りは渋でも,経絡は時に疏泄されている,故に痛まず;皮膚が不営なだけだから,不仁なのだ
と、邪魔をしている風湿を経絡から追い出せば良いと云っています。
黄芪桂枝五物湯の衛陽気虚とも違います。
これは「もうけもの」だと膝を打ったところです!

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小続命湯は外風に使う

かつて「続命湯」の記事で「脳梗塞などの半身不随や言語障害において、脳内の血流障害がどうして麻黄という発表剤で治せるのだろうか?」と疑問を持っていた事を述べました。
そして『中薬の配合』(丁光迪/小金井信宏)の解説にある“鬱極”(中風の混迷期)という状態からの開放を汗法でやったのではないかと思ったのでした。
しかし内心ではやはり一抹の疑問を抱えたままで完全には納得していませんでした。
この度は『中医治法與方剤』(陳潮祖)の小続命湯の項を読んでみて改めて一つの結論に達しました。
[主治]は「風邪中経,経脈拘急,半身不遂,口眼㖞斜,語言蹇渋。」となっており、風邪中経とは風が腠理に中(あた)り,営衛の運行障碍を引き起したものです。
これは其の人の衛陽不足・腠理空疏であったため風の侵入を許したのです。
風には内外の別があり、これは外風に中(あた)ったもので「真中風」といいます。
一方、内風とは「肝風内動」のようなもので「類中風」といい、これが脳血管障害によるものです。
ですから小続命湯が担当するのは「真中風」であり、脳血管障害(類中風)ではありません。
此の方は「開泄腠理、散寒除湿、調営通滞」の作用があるために風寒湿の三気が合さった“痺”にも有効なわけです。
寒風の吹きすさぶ山中を長く歩いていて、次第に顔や手足が冷たくなり麻痺してきたり、口も強張って喋り難くなった事はありませんか?
こういうのが真中風で「風邪中経」という状況だと思うのです。
それで「若し肝風内動などの脳出血に使うと“薪を抱いて火を救う”の誤りを犯すことになると注意しています。
「脳血栓による半身不遂には療効なし」とも明言しています。

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防風通聖散(《黄帝素問宣明論方》)

[組成] 防風・麻黄・荊芥・薄荷・連翹・川芎・当帰・白芍(炒)・白朮・黒山梔・大黄(酒蒸)・芒硝15 桔梗・石膏・黄芩30 甘草60 滑石90
[用法] 粉末とし,毎服6g,加生姜3片,水煎服。
若し湯剤を作るなら,剤量は比例して増減せよ。

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