優良処方データーベース

炙甘草湯(《傷寒論》)

[組成] 炙甘草20 桂枝(去皮)・生姜15 大棗30枚 生地黄80 人参・阿膠・麻子仁10 麦冬40
[用法] 加酒60g,和水煎薬,湯成,去渣,内膠烊化,分3次,温服,1日量。
[主治] 脈結代,心動悸。

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天王補心丹(《摂生秘剖》)

天王補心丹の[主治] が健忘、不眠、大便乾燥と来れば高齢者の認知症にも応用されるのではないでしょうか?

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大柴胡湯(《傷寒論》)

『中医治法與方剤』(陳潮祖)の解説は実に明解です。
小柴胡湯証は半表半裏、手少陽三焦経の気鬱津凝から始まって筋膜に影響した病理であり、大柴胡湯証は足少陽胆経の実熱で、疼痛を主とする、と。

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小建中湯(《傷寒論》)

小建中湯は子供の腹痛に使えることは一般に知られていますが、本当はすごい薬効があるのですよ!
『中医治法與方剤』(陳潮祖)より引用紹介します。

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小柴胡湯1

小柴胡湯について『中医治法與方剤』(陳潮祖)より引用紹介します。これ程の詳細な解説は今迄に見たことがありません。

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麦門冬湯《金匱要略》

世間の評価:
・長引く空咳に効果がある。
・体力が中くらいで、たんが切れにくく、のどや気道が乾燥して顔を赤くして咳き込むとき。
痰の少ない乾咳に用いる。
・痰のしきりに出る者、或いは気管支拡張症などのため痰の喀出の多い者に、麦門冬湯を与えると、反って咳がひどくなり、痰の量も多くなり、夜も眠れないほど苦しむことがある。だから痰の多い者には、麦門冬湯はよろしくない《大塚敬節》

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蠲痺湯《楊氏家蔵方》

時あたかも「健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はないことが判明」という論文が出ていますが、癌やアルツハイマー病で試すことからして間違っていませんか?
中医学では上半身の風湿痺(神経痛)の治療にしか使いませんよ。

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麻杏甘石湯

《傷寒論》発汗后,不可更行桂枝湯,汗出而喘,無大熱者,可與麻黄杏仁甘草生石膏湯。(63条)
[麻黄+石膏=止汗作用] という説がありますが、これは上の文章を「発表剤を服用させて幸い汗が出て表熱が無くなったから、次は“汗出而喘”の状態を治すために麻黄杏仁甘草石膏湯を与えよう。(つまり麻杏甘石湯で汗と喘の両方が止まる)」と文字づらだけで解釈した結果です。

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空腹感はあっても食欲がないとは?

「めまいがして,空腹感はあっても食欲がなく,顔が黄色く艷がない」という人がいます。
脾気虚弱で食欲がないと気血が不足し,肝が営養を失い,「肝臓風虚」証として肝風(めまい)が起こります。
これは肝脾两虚による虚風です。
では「空腹感はあっても」とは何を意味しているのか?
それは「胃津が不足している」からです。
されば先ず脾気虚を補い、同時に胃陰を補えば肝風はもう殆ど治療しなくても良いほどになる。
ここに登場するのが培土寧風湯《王旭高医書》です。
処方:人参,炙甘草,大棗,小麦,麦門冬,白芍,玉竹,橘餅,甘菊
肝風に対する新しい治療法として葉天士や王旭高,近年では蒲輔周氏がこの手法を多用したと『中薬の配合』の熄風安神剤の項に紹介してあります。

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室女病

平地治美の漢方ブログ に「セックスレスと室女病」という記事があり、
室女病は、別名「独身病」ともいわれますが、未婚の女性だけでなく、寡婦(未亡人)や尼僧、つまり男性と性行為をしない女性にみられる病だったそうです。
江戸時代の名医・香月牛山の「牛山活套」にも室女に関する記載が多くあります。
・婦人室女・寡婦・尼の類は七情の気、鬱しやすし
・室女は其病多くは気鬱より発するなれば鬱を開き気を順(めぐ)らすべし
・寡婦は其病欲鬱して気順(めぐ)らざるより発するもの多し
・室女寡婦の思想叶わず、或いは婦人の男に得られず、、、必ず気鬱して骨蒸労咳となる
韓国ドラマの許浚(ホジュン)にもこの室女病のシーンが出てきます。
このドラマの中でずっと独身だった医女・ホンチュンが原因不明の高熱が出る病気になります。
(以下にホジュンの台詞を引用します)
男は精気が旺盛なら女を思い、女は陰が成長すれば胎児を求めるものです。
独り身が長いと陰だけが盛し陽がないので陽と接したくてもできずに葛藤し体の中で陰陽が争い、熱が出ます。
ここで使われたのが次の処方でした。
柴胡抑肝湯 《医学入門》(柴胡7.5 赤芍・牡丹皮4.5 青皮6 連翹・生地1.5 地骨皮・香附子・蒼朮・山梔子3 川弓2.1 甘草0.9 神曲2.4)42.9
功効:疏肝開鬱,散結気結血,凉心啓脾,凉血退熱。
主治:鬱悶不舒,心火頻熾,悪風体倦,乍寒乍冷,面赤心煩,自汗等症。主寡居独陰,寒熱類瘧者。
(ちなみに婦人崩注に用いる 柴胡抑肝散 ではありません)
急性肝炎などに使えそうです。

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