古典

内経知要32

◆経脈編
 霊枢経脈編に曰く。
手の太陰の気絶ゆるときは、皮毛焦(かわく)。
太陰は、気を行らし皮毛を温むる者也。故に気栄えざるときは、皮毛焦く。
皮毛焦くときは、津液皮節(真皮)を去る。津液皮節を去るときは、爪枯れ毛折(やぶ)る。毛折るるときは、毛先ず死す。
丙(の日)には篤(はなはだし)く丁に死す。火金に勝つ也。

Continue reading "内経知要32"

| | Comments (0)

内経知要31

◆痺論
 素問痺論曰。
風寒湿の三気雜(まじわ)り至る。合して痺(閉塞)を為す也。
其の風気勝つ者は行痺を為す也。寒気勝る者は痛痺を為す也。湿気勝る者は、著痺を為す也。

Continue reading "内経知要31"

| | Comments (0)

内経知要30

◆咳論
 素問咳論に曰く。
皮毛は肺の合(付属器)也。皮毛先ず邪気を受く。邪気は以って其の合に従う也。
其の寒飲食 胃に入る。肺脈より上って肺に至るときは肺寒ゆ。肺寒ゆるときは外内邪を合す。因って之に客するときは肺咳を為す。

Continue reading "内経知要30"

| | Comments (0)

内経知要29

「素問熱論の六経」と「《傷寒論》の六経」は同じものか異か? それは長らく百家争鳴するところです。清代の通俗傷寒派の兪根初は、両者は同一の理論であるとしている。

Continue reading "内経知要29"

| | Comments (0)

内経知要28

◆刺熱論
 素問刺熱論に曰く。
肝の熱を病む者は、左の頬先ず赤し。
心の熱を病む者は、額先ず赤し。
脾の熱を病む者は、鼻先ず赤し。
肺の熱を病む者は、右頬先ず赤し。
腎の熱を病む者は、頤(あご)先ず赤し。

| | Comments (0)

内経知要27

◆厥論
 素問厥論に曰く。
陽気下に衰うときは、寒厥を為す。
陰気下に衰うときは、熱厥を為す。
前陰は、宗筋の聚る所、太陰陽明の合する所也。
春夏は則ち陽気多くして陰気少し。秋冬は則ち陰気盛んにして陽気衰う。

Continue reading "内経知要27"

| | Comments (0)

内経知要26

◆風論
 素問風論に曰く。
風は善んで行(うご)き数々変ず。
腠理開くときは洒然(ゾクゾク)として寒ゆ。閉ずるときは熱して悶ゆ。
其の寒ゆるや、則ち食飲衰う。其の熱するや、則ち肌肉を消す。
故に人をしてトツ(忄わす失れる)(ひどい)慄せしめて食すること能わず。
風気 陽明と胃に入れば、脈を循って上り目の内眥に至る。
其の人肥えたるときは、風気外に泄るるを得ず。則ち熱中を為して目黄に至る。
人痩せたるときは、外泄して寒ゆ。則ち寒中を為して泣(なみだ)出ず。
風気 太陽と倶に入って諸脈の兪に行り、分肉の間に散じ、衛気と相い干(お)かし、其の道利せず。
故に肌肉をして憤瞋はれる・おおきい(目→月・シン)せしめて瘍有り。
衛気凝る所有りて行らず。故に其の肉不仁有る也。
癘は営気 胕(はれもの)を有りて、其の気清からず。故に鼻柱壊れて色敗る。皮膚瘍潰して、風寒脈に客して、去らず。名づけて癘風と曰う。

Continue reading "内経知要26"

| | Comments (0)

内経知要25

◆挙痛論
 素問挙痛論に曰く。
帝曰。余百病は気より生ずることを知る也。
怒るときは気上る。喜ぶときは気緩まる。悲しむときは気消ゆ。恐れるときは気下る。寒ゆるときは気收む。熱するときは気泄らす。驚くときは気乱る。労するときは気耗る。思うときは気結す。九の気同じからず。何の病か生ぜん。

Continue reading "内経知要25"

| | Comments (0)

内経知要24

◆調経論
 素問調経論に帝曰く。
陽虚するときは外寒し。陰虚するときは内熱す。
陽盛んなるときは外熱す。陰盛んなるときは内寒す。其の由って然らざる所を知らざる也。
岐伯曰く。陽は気を上焦に受け、以って皮膚分肉の間を温む。今寒気外に在るときは、上焦通ぜず。寒気独り外に留る。故に寒慄す。
帝曰く。陰虚して内熱を生ずるは奈何。
岐伯曰く。労倦する所有り。形(陰)気衰少。穀気盛んならず、上焦行らず、下脘(幽門)通ぜず。胃の気熱す。(上下不通になると胃気がこもって熱を持つ)熱気は胸中を薫ず。故に内熱す。
帝曰く。陽盛んなると外熱するとは奈何。
岐伯曰く。(寒邪により)上焦通ぜざるときは、皮膚緻密に、腠理閉塞し、玄府(汗腺)通ぜず、衛気泄越することを得ず。故に外熱す。
帝曰く。陰盛んに内寒を生ずるは奈何。
岐伯曰く。厥気上逆し、寒気胸中に積んで、瀉せず。瀉せざるときは温気去る。寒独り留るときは、血凝泣(固まる)す。凝るときは脈通ぜず。其の脈は盛大以って渋る。故に中寒す。

| | Comments (0)

内経知要23

■巻八 病能

◆至真要大論
 素問至真要大論に曰く。
諸風掉眩は、皆肝に属す。
諸寒收引は、皆腎に属す。
諸気憤*(月賁いきどおる)鬱は、皆肺に属す。
諸湿腫満は、皆脾に属す。
諸熱瞀くらい(ボウ)瘛けいは、皆火に属す。
諸痛痒瘡は、皆心に属す。
諸厥固泄は、皆下に属す。
諸痿喘嘔は、皆上に属す。
諸禁鼓慄、神の守を喪う如きは、皆火に属す。
諸痙項強は、皆湿(膀胱経に入る)に属す。
諸逆衝上は、皆火に属す。
諸腹脹大は、皆熱に属す。
諸躁狂越は、皆火に属す。
諸暴強直は、皆風に属す。
諸病有聲(腸鳴)、之を鼓すれば鼓の如し。皆熱に属す。
諸病胕はらわた(フ)腫、疼酸驚駭は、皆火に属す。
諸転反戻(筋肉の強直)、水液渾濁は、皆火に属す。
諸病水液、澄澈てつ(きよい)清冷は、皆寒に属す。
諸嘔吐酸、暴注下迫は、皆熱に属す。

| | Comments (0)

より以前の記事一覧